新車ディーラー様で下取編

ワン美
「ブルーのレガシー」はタロー君のクルマですが、残念ながら       
彼には新車を買う予定もお金もなく、想定不可能なため、タロー
お金持ちの友人:圭一郎くん圭一郎に出演をお願いしました。

新車が買えるぞ!と浮き足立っている圭一郎お坊ちゃまとわたくし(愛犬)の図:今まで乗っていた愛車のレガシーがそっちのけになっています…。可愛そうなレガシー…(泣)

 愛犬アンジェリーナ

 ある日、圭一郎お坊ちゃまは新車を買いに
 愛犬のわたくし アンジェリーナ(♂)をお伴に
 近所のディーラー様へと行かれたのでございます…。

ディーラー様に到着すると…

広くてキレイな店内には、ピカピカの新車が並んでいます。
圭一郎お坊ちゃまは、営業マンのA様にあれこれと聞きながら、
お目当てのクルマをじっくりと眺めて
座り心地や細かい仕様を確かめていらっしゃいました。

ひと通りクルマを見た後は、商談テーブルで一休み。
きれいなお姉さんが 美味しいお茶を持ってきてくれました。

車種を絞り込んで、グレードを検討して、オプションをアレコレと迷って…

圭一郎:
 新車買うのって、楽しい~!!

圭一郎お坊ちゃまは、とってもご機嫌のご様子。 何よりです。
新しいクルマを買う時って ホント、わくわくウキウキしてしまうものですよね。

圭一郎:  ・・・で、
 もう少し、お安くなリますかねぇ…?
 予算的にちょっと厳しくて…。

さすがちゃっかり者… いえいえ、しっかり者の圭一郎お坊ちゃまです。
お値引の交渉にも余念がありません。

ディーラー様:
お値引ですか? ハハ…今はワンプライスなので…
なかなか、値引きができないんですよ。
そうしましたら… この端数を切り捨てて… これでいかがでしょう?

営業マンA様は爽やかに 困っていらっしゃいますが、
犬のカンで申し上げますと、まだ余裕シャクシャクといった感じです。
がんばれ! 圭一郎お坊ちゃま!

アンジェリーナ:

結局、お見積りより 8万円ほどのお値引きをしていただきました。
また、今乗っているレガシーは、
35万円で下取していただけるとのことです。

 あなたならどうしますか?

» 潔く今日決めてしまおう!    » 今日は様子見。また来よう。

ディーラー様、小躍り。

「部長~!!初回の商談で決めました~っ!しかも下取付!!」と喜ぶディーラー様と「とりあえず凡人どもに自慢だな」と友人に新車を披露するときの想像をしているお坊ちゃまの図

※注 ↑ 本物のディーラー様は、こんなんじゃありません。
もっと紳士的な方たちです。

愛犬アンジェリーナ ディーラー様が大喜びです…

圭一郎お坊ちゃまの浮かれポンチ… いえいえ、ご満悦なご様子は何よりでございますが…、
それ以上に営業マンA様が奥で大喜びしていらっしゃるのが 少し気になりました…。
(犬のわたくしの聴力は人間の約6倍、事務所奥でのヒソヒソ話も丸聞こえでございます…。)

ずいぶんあっさりと お決めになられたようですが、もう少しの値引き交渉
下取車の売却先などのご検討によっては、20~30万円は違ってきたのでは…?

オークじいの『技あり!』業界ウラ講釈

新車は高価なもの。購入は慎重に…!

ほほぅ~、またずいぶんと 圭一郎くんは潔いのじゃな。もったいないと思うがのぅ…。

新車なんてのは とっても高価な買い物なんじゃから、
ゆっくりと慎重に よ~く納得してから購入すれば良いのじゃ。
初見で購入するユーザーはまずいないじゃろ。
いったん帰ってから落ち着いて考えてみることじゃ。

忘れちゃいけない! 今まで大切に乗ってきた愛車のコト。

圭一郎くんは新車の値引きは要求していたが、
下取車の査定金額については一言もふれてなかったようじゃのぅ。

新車を5万円値引きしてもらうのも、下取車の査定額を5万円引き上げてもらうのも
支払い総額が5万円少なくなるという点では どちらも同じじゃぞ!

誰しもが新車を買う時にはうれしさのあまり、
買うクルマの金額ばかりに気を取られてしまうものじゃ。

しかし 下取車を "もう少しだけ" 高く売ることができれば、
実質的には新車を安く買ったのと同じ効果があるのじゃよ。

にゃん太「愛車を忘れちゃいけないニャ…いいお別れをしようニャ…(泣)」

長年乗ってきた 大切な愛車じゃ。
最後に手放す時こそ、感謝を忘れずに…
丁寧に そしてしっかりと高値を付けて
見送ってあげようじゃないか…。

そもそも「新しく買うクルマ」「下取に出すクルマ」は、
切り離して考えたほうが "絶対に" お得じゃぞ!!

本当は、もっと簡単に高値で売却する方法があるんじゃがのぅ…。

まぁ、今回はもう決めてしまったから何も言うまい…。

愛犬アンジェリーナ

オーク博士のおっしゃる、『もっと簡単に高値で売却する方法』
今後のお坊ちゃまのためにも、気になるところでございます。

» やっぱり今日は帰ることにする!      » 『 下取編 』 最初に戻る

新車ディーラー様でねばる

アンジェリーナ:販売員さんと坊ちゃまのやり取りは、キツネとタヌキの何とやら…?実に趣のある風景でございます

※注 ↑ これは犬の妄想を視覚化したマンガ的表現です。
実際の商談はもっと上品で誠実なものです。

愛犬アンジェリーナ

圭一郎お坊ちゃまとわたくしアンジェリーナ(♂)は
今週も市内のディーラー様に参りました。
本日の訪問は3回目。交渉も大詰めです。

ここ最近は、毎夜のようにネットで『新車を値引く10カ条!』なんてサイトを
熱心にご覧になり、交渉術の研究に励んでいらっしゃる圭一郎お坊ちゃま。
本日も準備万端なのでございます。

圭一郎:

 よ~し、がんばるぞ~!!

ディーラー様に到着すると、営業マンA様が出迎えてくれました。
商談テーブルについて… さあ、商談スタート!

圭一郎:
グレードはこないだの見積り通り「タイプG」でいきます。
あと、ナビはやっぱり大画面の高い方がいいかな。あ、でも値段はそのまま…!
それと ETCも…ナビ連動型のほうがやっぱり… でも予算はなくて… 云々…

A様: …いや~、そこまではちょっと、厳しいですねぇ。
出来るものなら、そうして差し上げたいんですがね。ハハハ…

圭一郎: ネットで値引きは 30万はイケるって出てまして…ははは…
予算をずいぶんオーバーしてまして…  …え~っ! そこを何とか…! 
ぼくAさんから買いたいんですよぉ…! お店もいい雰囲気だし…☆

A様: …いや~、きついですねぇ。でも、そこまで言っていただけるのなら…
…わかりました…! ガンバって値引きをこうして・・ こうやって・・
総額で250万円ちょうど! これ以上はムリですね~。これでお願いします。

圭一郎:

わ~、ホントですか~!! 嬉しいな~。
でも、実は…下取車の金額がもう少し付くかなぁ、なんて思っていたんです。
先月買取店に持って行った時には50万円だったんで…。

A様:
…いや~、ウチではその金額は絶対ムリですよ~。勘弁してください。
でも、もう少し下取をガンバれば、今日決めていただけますか?

圭一郎:
そりゃ、僕も下取金額さえあえば・・ もう決めたいんで…

 

A様: わかりました…!!
…少々お待ちいただけますか? ダメもとで店長に相談してみますね…!
・・・・・・店長ぉ~!!

圭一郎お坊ちゃまの粘り強いやり取りの末、A様は奥で店長様とご相談…。

われわれ動物界で例えるなら、めくらまし名人の大御所:キツネとタヌキの何とやら…
そんな風情でございましょうか?

そして、3分後…

A様: 見積としてはこの金額がもう限界なんです。申し訳ございません。
でも下取車はきれいにお使いですから…もう 特別に40万円 で下取ります!
店長にも何とかOK出してもらえましたよ~。 フゥ~…☆

圭一郎:
ホントですか~っ…! ありがとうございます~!!

アンジェリーナ:
結局、総額は250万円。下取は40万円で 差引き210万円の支払い。
もう、見積り金額としては "最終" では…?
このあたりが決め時なのでしょうか…?

あなたならどうしますか?

» もうここで決めちゃいます    » イヤ、もっと値引かせる!

ディーラー様で 新車買って下取!

新車の値引きは上々!…でも下取車は…!?

※注 ↑ 本物の営業マンは もっとスタイリッシュでオトコマエです。

愛犬アンジェリーナ

下取金額5万円アップ♪ これがベスト…?

圭一郎お坊ちゃまのしょうもない妄想… いえいえ、未来への希望はさておき、
ねばった甲斐あって、下取レガシーの下取金額も当初の35万から40万に上がりました。
良かったですね・・。

オークじいの『技あり!』業界ウラ講釈

新車購入と愛車の売却は別々に考えてみては?

買取店での買取金額を引き合いに出して、値上げを要求する戦術はなかなかのもんじゃよ。

しかし、もし その下取車が
60万円…70万円…80万円という金額で売れるとしたらドウじゃろう?

ディーラー下取の金額より20万円~40万円も高値で売却することができれば、
それは取りも直さず 新車が20万円~40万円安く買えたのと同じ効果をもたらすのじゃ。

「下取車」を高く売ることは、「新車」を安く手に入れることと同じなのじゃよ。

ゆえに「新しく買うクルマ」「下取に出すクルマ」は、
切り離して考えたほうが絶対にお得 なのじゃ。

にゃん太「愛車のことも考えてやろうニャ…いいお別れをしようニャ…(泣)」

今まで大切に乗ってきた
かわいい愛車じゃ。

最後に手放す時こそ、感謝を忘れずに…
丁寧に そしてきちんと高値を付けて
送り出してあげようじゃないか…。

本当は、もっと簡単に高値で売却する方法があるんじゃが…。 

まぁ、今回はディーラー下取りで決めてしまったようだから またの機会という事じゃのぅ。

愛犬アンジェリーナ

 オーク博士のおっしゃる、『もっと簡単に高値で売却する方法』
 今後のお坊ちゃまのためにも、ぜひ伺いたいところでございます。

» やっぱりもっとねばってみる!   » もう疲れた!下取はやめ~!

ディーラー様でさらにねばる…!

アンジェリーナ:販売員さんと坊ちゃまのやり取りは、キツネとタヌキの何とやら…? 毎夜の「値引き研究」のせいで目の下にクマが出来ているお坊ちゃま…。がんばってください!

※注 ↑ これは犬の妄想を描いたフィクションです。
       実際の商談はもっと上品で誠実なものです。

愛犬アンジェリーナ

圭一郎お坊ちゃまとわたくしアンジェリーナ(♂)は
本日もまたもや市内のディーラー様に行きました。
もう、5度目の訪問です。

実を申しますと、新車は十分にご予算の範囲内ですが、
そこは強欲… いえ、志の高い 圭一郎お坊ちゃまです。

連日のように『元営業マンが明かす!新車はどこまで値引きできる?』なんてサイトを
深夜まで閲覧し、値引き研究に余念がありません。
おかげで最近は かなり寝不足気味。 ずいぶんお疲れのご様子です。

目の下にクマが出来ている憔悴した圭一郎の図:

 ・・・よ~し、今日こそ新車 買うぞ~!!

もはや 楽しみだか 苦行だか、わからない形相を呈していらっしゃいます。
おそらく、犬のわたくしには理解不能な精神状態なのでしょう。

くたびれ圭一郎:
う~ん、あと少し、どうにかなりません?
あと少し! お願いしますよ…!! …ハハ…フフフ…

圭一郎の様子に「大丈夫…?」と思わずつぶやくA様:
…あの…
おいくらがご希望なんでしょう…?

坊ちゃまのしつこいおねだりに、営業のA様 かなり引き気味のご様子です。

くたびれ圭一郎:
どれくらい・・・って・・・
そりゃ、限界まで値引いて!って感じですよ!決まってるじゃないですか!!

A様:
…でしたら、もうひとつグレードを落としてみてはいかがでしょうか。
最上級グレードはあきらめて。

くたびれ圭一郎:
・・・・・・

A様の 最もなご意見 に黙るしかないお坊ちゃま。
けれども『金持ちのクセに ケチすぎる男』というご友人の噂にたがわず、
さらに値引いてもらおうと必死にA様に食い下がります。

憔悴した圭一郎:
えっと…、じゃあ、あのう、下取の金額は…!?
買取店では50万だったのに、40万円にしかならないんですか?

A様:
・・・ですねー。

なんだか、A様の態度が 若干投げやりな感じになってきました。

必死な形相の圭一郎:
いや、下取を50万円にしてくれたら、すぐに決めますよ・・。どーでしょ…?

A様: 無理ですね。(←あっさり)
その買取店さんに行って、買取してもらったらいかがですか?

予想外の反応に驚く圭一郎:
えっ…

ディーラーのA様、すでにもう面倒になっています。
折しも、別のお客様がご来店。 A様をお待ちになっていらっしゃいます。

A様: 下取車がない場合は、250万円になります。
もう、これで決めちゃってください。

圭一郎:
えっと…あの、でも予算が…
・・・・・・…どぅしよ…っかな~…

A様: ま、じゃ、これで考えといてくださ…ああ、宮崎さま!こんにちは~!!
お待たせしてしまって申し訳ございません。今、参りますね~!

圭一郎:
・・・・・・

投げられた。

圭一郎お坊ちゃま、A様にあっさり投げられてしまいました…。

アンジェリーナ:
どうやら値引き要求がしつこすぎて、A様にとうとう愛想をつかされた模様…。
あまりにもなりふり構わない値引き交渉は、相手の心証を害することに…
圭一郎お坊ちゃま、ケチ…いえ、倹約もたいがいになさったほうがよろしいかと…

ディーラー様でねばりまくった結果…

ディーラー様、とうとう愛想をつかす。ディーラー様:「下取をもっと高く?…じゃ、買取店に行ってみては?値引き?はは…もうムリっすね。」お坊ちゃま;「えっ…」

※注 ↑この光景はもちろんフィクションです。
実際のディーラー様の引き際はもっとスマートです。

新車ディーラー様は 新車を売るのが本業です。

下取車の査定額について、買取店での金額を引き合いに出して 露骨に金額交渉をしても
新車ディーラー様がリスクをとってまで高値で下取をすることは、絶対にありません。

執拗なまでの下取金額アップの要求会社的にも無理な上に、営業担当者の心証をも害します。
新車ディーラーは、新車を買うトコロということをわきまえて、下取車の交渉は程々に・・。

オークじいの『技あり!』業界ウラ講釈

「下取車」を高く売ることは、「新車」を安く手に入れることと同じじゃな。


ゆえに下取金額を上げるために、交渉をガンバるのは道理じゃな。

しかし、新車ディーラーを相手にあまりしつこく交渉しても
嫌がられるのが関の山じゃのぅ…。

買取よりも下取よりも…
『オークション会場』では高く売れる!

買取店とは、買取りした中古車をプロ業者専用の『オークション会場』で売却して、
買取金額との差額を利益とするビジネスモデルじゃ。

ゆえに 買取金額というのは、『オークション会場』での落札金額よりも
"買取店の利益分だけ" 必ず 低くくなる

それは 下取にしても同様じゃ。
下取りした中古車は『オークション会場』で売却されることになる。
もちろん、その売却金額と下取金額との差額が、ディーラーの利益となるわけじゃ。

従って、レガシーを最も高値で売却できる方法
買取でも下取でもなく、 『「オークション会場」 に出品する』ことなのじゃよ。

にゃん太「愛車のことも考えてやろうニャ…いいお別れをしようニャ…(泣)」

今まで大切に乗ってきた
かわいい愛車じゃ。

最後に手放す時こそ、感謝を忘れずに…
丁寧に そしてきちんと高値を付けて
送り出してあげようじゃないか…。

»『おトクな売却方法は?』トップに戻る