初・買取店 査定。

買取店に持ち込んでみたけれど、愛車の査定にテンションが下がるタローくんの図

タロー:

下取よりは買取のほうが 高く売れそうだな~ 
行ってみよっと…!

愛車のレガシーを となり町の買取専門店に持って行った タローくん。
早速、愛想の良い店員さんがレガシーの査定をしてくれました。

出されたお茶を飲みながら、待つこと15分…。

タッタッタッ・・ 店員さんが勢いよくやってきました。

買取スタッフさん:


 査定終了しました・・、 お乗換えか何かですか~?

”お乗換えか何か…” のほかに、クルマを手放す理由ってあるんだろうか…
 思いつつ、タローくんは答えました。

タロー:

 あ、 はい。

買取スタッフさん:

 キズが結構あるんですよね~。タイヤの山もあまりないし…
 車検は そろそろ切れるんですよね…?
 色が黒だと もう少し高いんですがねぇ…。

タロー:

 ・・・・・・

 早速の買取店洗礼。 査定だから仕方ないこととはいえ、
 愛車にケチをつけられたようで、少しヘコむタローくん。

 やっぱり、こういう交渉って 苦手だな~…。

 テンションが下がったところで、肝心の買取金額に話は進んでいきます。

買取スタッフさん:

 査定金額としては、がんばって45万円が相場、というところなんですが…
 …いかがでしょうか…?

タロー:

 45万円ですか…  そんなもんかな~ どうしようかな… 

 お悩み中のタローくん。
 価格交渉すれば 査定額は多少アップするかもしれません。
 しかし、あまり かけ引きをするのは得意ではありません…。

あなたなら  どうしますか?

» 交渉が面倒!45万円で売却する  » 45万円は安すぎ!もっと交渉を続ける

45万円で売却決定! 店員さん 小躍り♪

カウンターの奥で「よっしゃあ!お客さん納得すんの早い!楽だわ~!!」と喜んでいる店員さんを見てタローくんは「良いことしたみたい…」と思いました。

 "損" をしても ココロは清く…!  ワン美(泣)

 わずらわしい交渉ごとが苦手なあなた・・
 きっと、争いごとを好まない 穏やかで上品な人なのね。
 ワン美は そういうやさしい人、大好きだワン…!!

 本心から この結果に満足しているのなら、問題はナシよ☆
 でも、「もう少し交渉をしていれば、もっと高く売れたのでは…」という
 損した気分もどこかにあって、スッキリしないのでは…?

 好きではない かけ引きをするのは ストレスがたまるし、
 かと言って、"損をした" という 後悔もまた 後味の悪いもの…
 わずらわしい交渉はナシで、高値で売れる方法があればいいんだワン…。

オークじいの『技あり!』業界ウラ講釈

 一切の交渉が不要で 必ず現在の最高値で売れる
『中古車オークション会場』への出品が おススメじゃ~!

買取店とは、買取りした中古車をプロ業者専用『オークション会場』で売却して、
買取価格との差額を利益とするビジネスモデルじゃな。

ゆえに 買取価格というのは、『オークション会場』での落札金額よりも
"買取店の利益分だけ" 必ず 低くくなる のじゃ。

『中古車オークション会場』では・・・

通信回線を通じて、全国から数千社のバイヤーたち
リアルタイムでセリに参加してくるのじゃ。
そして相場より安いクルマには次々と入札が入り、どのクルマも
あっという間に相場通りの金額まで競り上がるんじゃよ。

数千社が参加するセリに出品するということは、
同時に数千社からの買取査定を受けているのも同然なのじゃな。
であるからして、自分の出品したクルマだけが
「運悪く特別に安い金額で落札されてしまい、ぼくは損をしてしまった…」
なんてことは、あり得ないのじゃよ。

セリで確定した落札金額こそが 数千社のバイヤーたちによって出された 公正な査定結果であり、
それこそが、取りも直さず《現在の最高値の買取金額》ということなのじゃ。

不特定多数のバイヤーが参加するセリの世界においては、
いつだって そのクルマの ”相場通り” に、
そして ”必ず現在の最高値によって” 落札されるのじゃ。

クルマを もっとも高値で売る方法…
それは、『中古車オークション会場』に直接出品して売却することじゃよ。

ワン美

 プロ専用『中古車オークション会場』に出品すれば、
 "必ず" 買取よりも 高く売れるということね!
 しかも、オークションに出品するだけだから
 余計な交渉はしないですむし、手間もまったくかからないワン♪

これ、中古車業界では常識なんだニャ! byにゃん太

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45万では売らない…。すると  今日だけ "特別" ?

交渉してもっと金額を吊り上げよう!

タロー:
45万円か~。何か…正直…がっかりですかね~…。。
小売価格が100万円くらいだから、80万くらいは付くんじゃないかな~って…

買取スタッフさん: いや~、それは厳しいですよ~! 店頭で 100万円で売っているクルマでも
80万円は付かないですよ! 車検も付けなきゃならないし、売る前の整備もいろいろ…
維持費や税金も結構かかりますし、お店も結構大変で~○&#▲$%?&@Ф…

タロー: (…よくわかんなかったけど)
 ・・・ふぅ~ん、そういうものなんですか。
 でも45万円はナイなぁ…。

買取スタッフさん: わかりました…! 本当は45万が相場なんですけど…
 …どうでしょう?  今日 "置いてって" くれたら…
  …特別!… 50万円 に致します~っ…!!!

タロー:

 …えっ!

なぜか急に5万円も上がる買取価格。
しかも、今日だけということは、いったん保留にして家に帰って 明日持って来たら…
もう45万に下がってしまうということ…?

買取スタッフさん:

ですね~♪ もう、本当に、今日だけの "特別" なんで。
即決していただく "お礼" のようなものですから~! ハイ~☆

タロー:

…突然 "今日だけ" って言われてもな~…
仮に 今日帰ったら 明日以降は もう二度と来たくない!って 感じだよ…。。
…えっ? クルマも今すぐ置いてかないとダメっ…!?
…すごすぎるぞ… 買取の世界…!!

軽い気持ちで買取店に行くと ヤケドする…

追いはぎに会ってしまった 旅人のような心境 になって、
来店したことを ちょっぴり後悔するタローくん。
でも、今日決めれば "特別に" 50万円で 買い取ってくれるそうですよ?

あなたなら どうしますか?

»  よし!50万円で決めよう!      »  いやいや、今日は売らない!

50万円で売却決定! 店員さん、嬉しそう♪

祝☆買取!?

ワン美 買取金額50万円で決定! 

最初に言われた金額よりは5万円アップしたわ! これって "トク" したってこと…!?

でも、ちょっと気になることがあるワン。

店員さんはなぜ「今日置いてってください」と 急がせるのかしら?
また、5万円上乗せしたのは、「今日決めるお礼」ということだけれども・・
今日でもあしたでも 査定金額にそんなに違いが生じるとは… 思えないワン。
それなのに、どうして「今日」にこだわるのかしら…?

オークじいの『技あり!』業界ウラ講釈

「今日だけ特別!?」
それは、クルマを置いて行かせるための作戦じゃよ。

お客さんを一旦帰らせると、どこかよそのお店に行くじゃろ?
そうすると、「あそこの店では査定額50万円だった」と引き合いに出されるのじゃ。
それを聞いたよその店は「それならばウチは51万円で買い取りします!」となるな。

買取店にしてみれば、51万にしろ52万にしろ 買取りできれば おいしい金額だから
お客がよそに流れないように、"今日" 決めてもらおうと 必死になる…というわけじゃ!

ちなみに、査定額を5万円引き上げたのは 交渉ごとのイロハじゃな。
始めは安い金額『これが基準です』とばかりに提示しておいて、
あとから『特別に今回だけこの金額にします』つり上げることによって、
お得感を演出するという交渉術じゃの。

車業界に限らず、町の八百屋さんでも使われる お馴染みのセールストークのひとつじゃな☆

ワン美:

ちょっと待って、オーク博士!
なら、買取店をグルグルまわっていれば、少しずつ査定額が上がっていくんじゃない…?

オークじい…じゃなくって、”博士”の『技あり!』業界ウラ講釈

さすがはワン美! かしこいの~♪  その考え方は、ある意味では当たっているのぅ。

"買取店めぐり" は 有効なの?

買取店をいくつかまわって査定額を言って歩けば、ある程度の金額まではアップするじゃろな。
そして、あるところで「その金額以上では買取できません」となるじゃろう。

その金額こそが 買取店での買取上限金額ということになるのぅ。
そして、その金額は オークション落札金額の"高くても"7掛け~8掛けが限界なんじゃよ。

なぜならば買取店とは、買取りした中古車をプロ業者専用の『オークション会場』で売却して、
買取金額との差額を利益とするビジネスモデルじゃからのぅ。

ゆえに 買取金額というのは、『オークション会場』での落札金額よりも
"買取店の利益分だけ" 必ず 低くくなる のじゃ。

どの買取店でも、まずはコンピューターでオークション落札相場を検索して、
そこから自店の利益を差引いた金額を 「買取金額」としてお客さんに伝えているのじゃよ。


まあ、”買取店めぐり” に あまり時間をかけていると、
相場自体が徐々に下がってくるから、
グルグルするのも程々にの!

買取店めぐりよりも 確実におトク!な売却方法

ムダな時間とガソリンをかけて、複数の買取店巡りをする…なんてご苦労なことをしなくても、
もっと簡単に高く愛車を売る方法… もう、わかったかな?

それは、プロ業者専用の『中古車オークション会場』へ直接出品することじゃ。

そこでは、ムダな労力も時間もかからずに、また一切の煩わしい交渉も不要じゃ。

買取店が買い取ったクルマを持ち込む先… プロ業者専用の『中古車オークション会場』なら、
あなたの愛車は "必ず" 現在の最高値で売れるのじゃよ!

これ、中古車業界では常識なんだニャ! byにゃん太

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50万でも売らない。 すると…  買取店ガンバる!

後日、買取店から電話が

とりあえず、初めて行ったA買取店では 即決しないで帰ってきたタローくん。
その日その足で もう1軒、B買取店にも行ってみました…。

タロー: A店では、査定額50万円って言われたんですよ。
もう少し高く買ってくれるところないかな~と思って。

買取店:Bのスタッフさん:

いや~ 50万円は結構きついですね~。でも、せっかく来ていただいたので…
なんとか、 今日だけ特別に 51万円にしますよ~!
…あ、でも、クルマは今日置いてってくださいね~。

タローくん:
 ・・・やっぱ、そこは かたくなに "今日" なんですね…。

お得意の「今日置いてって!」の決めゼリフで、微妙にA店の50万円を上回ってくるB店。
タローくんは迷いましたが、とりあえずここも保留にして一時撤退。
なんだか、疲れたので その日はもう家に帰りました。

 すると2日後…、最初に査定をした1軒目のA買取店から電話が掛かって来ました。

買取スタッフさん: タローさまのレガシーを欲しいというお客様が、"ちょうど" いらっしゃいまして…
なんとかっ!! 55万円 決めていただけないでしょうか…?

タローくん: (本当にそんなお客さんいるのかなァ…)
 55万円ですか…。どうしようかな。

迷っているタローくん。
このあたりが 決め時なのでしょうか?

オークじい…じゃなくって、”博士”の『技あり!』業界ウラ講釈

ここが決め時?

そうじゃな。この55万円こそが本当の、そして買取価格としては最終最後の金額じゃな。  
なぜって… まず、よほどの希少車や人気車種でもない限り、
一人のお客さんに何度も電話を掛けてきて 少しずつ金額をつり上げて交渉してくるほど
買取店もヒマではないということじゃ。

わしの見立てるとこ、このレガシーの『オークション会場』での落札相場は
80万円前後というトコロじゃろう。

先週に80万円で落札されたクルマは、今週のセリでは必ず80万を下回り
78万円~72万円くらいで落札されるものじゃ。
なぜなら、過去の落札金額より高い金額で競り落としたいと思う
参加者=プロの仕入担当者 たちは 一人としておらんからのぅ。

基本的に中古車の価値は、クルマが古くなるほどにドンドン下がる。
ゆえに今週より来週、来週より再来週と
月日が経つにつれて、落札金額は徐々に下がってゆくのじゃよ。

買い取ったクルマを『オークション』へ出品して利益を得ている買取店にとっても
時間はとても重要なんじゃ。

まぁ、買取で決めるのなら、この辺で手を打った方が良いのぅ。
あまり渋っていると追いかけてもこなくなるし、車の相場自体も下がってくるからのぅ。

…もっとも、本当はもっと簡単に高く売る最良の方法が あるんじゃがのぅ…。

あなたなら どうしますか?

»  よし!55万円で決めよう!   »  もう疲れた!買取はやめる!

55万円で買取成立!  店員さん 満足♪

やった~!?でも、タローくんより買取店さんの方が喜んでいますね☆

ワン美 買取金額としては めいいっぱいの金額で売却! 

 最初に提示された45万円よりは10万円アップ! 
 これって "10万円トク" したってこと…!?

 交渉としては 良くガンバったんだワン!
 買取店での買取金額としては、もうこの辺が限界かも・・。

 さっきのオーク博士の解説でもあった通り、中古車の買取価格は徐々に下がってゆくから、
 あまり引き延ばしても、良い結果にはつながらない場合もあるワン。

 そのあたりの見極めって難しいわね。ホント 交渉事って疲れるワン。。。

 こういう面倒な交渉をせずに、手っ取り早く高く売れる良い方法って ないのかしらん…?

オークじい…じゃなくって、”博士”の『技あり!』業界ウラ講釈

面倒な交渉ナシで 愛車を最も高く売る方法って?

それは、ズバリ!プロ業者専用の『中古車オークション会場』へ直接出品することじゃよ。

一切の交渉が不要じゃから、労力も時間もかからないぞ。

買取店が買い取ったクルマを持ち込む先… プロ業者専用の『中古車オークション会場』なら、
あなたの愛車は "必ず" 現在の最高値で売れるのじゃ。

にゃん太「愛車にさよなら…いいお別れをしようニャ…(泣)」

今まで長年乗ってきた大切な愛車じゃ。
最後に手放す時こそ、
感謝を忘れずに…
丁寧に そしてしっかりと高値を付けて
見送ってあげたいものじゃな…。

 

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