最初に言われた金額よりは5万円アップしたわ! これって "トク" したってこと…!?
でも、ちょっと気になることがあるワン。
店員さんはなぜ「今日置いてってください」と 急がせるのかしら?
また、5万円上乗せしたのは、「今日決めるお礼」ということだけれども・・
今日でもあしたでも 査定金額にそんなに違いが生じるとは… 思えないワン。
それなのに、どうして「今日」にこだわるのかしら…?
「今日だけ特別!?」
それは、クルマを置いて行かせるための作戦じゃよ。
お客さんを一旦帰らせると、どこかよそのお店に行くじゃろ?
そうすると、「あそこの店では査定額50万円だった」と引き合いに出されるのじゃ。
それを聞いたよその店は「それならばウチは51万円で買い取りします!」となるな。
買取店にしてみれば、51万にしろ52万にしろ 買取りできれば おいしい金額だから
お客がよそに流れないように、"今日" 決めてもらおうと 必死になる…というわけじゃ!
ちなみに、査定額を5万円引き上げたのは 交渉ごとのイロハじゃな。
始めは安い金額を『これが基準です』とばかりに提示しておいて、
あとから『特別に今回だけこの金額にします』とつり上げることによって、
お得感を演出するという交渉術じゃの。
車業界に限らず、町の八百屋さんでも使われる お馴染みのセールストークのひとつじゃな☆
ちょっと待って、オーク博士!
なら、買取店をグルグルまわっていれば、少しずつ査定額が上がっていくんじゃない…?
さすがはワン美! かしこいの~♪ その考え方は、ある意味では当たっているのぅ。
"買取店めぐり" は 有効なの?
買取店をいくつかまわって査定額を言って歩けば、ある程度の金額まではアップするじゃろな。
そして、あるところで「その金額以上では買取できません」となるじゃろう。
その金額こそが 買取店での買取上限金額ということになるのぅ。
そして、その金額は オークション落札金額の"高くても"7掛け~8掛けが限界なんじゃよ。
なぜならば買取店とは、買取りした中古車をプロ業者専用の『オークション会場』で売却して、
買取金額との差額を利益とするビジネスモデルじゃからのぅ。
ゆえに 買取金額というのは、『オークション会場』での落札金額よりも
"買取店の利益分だけ" 必ず 低くくなる のじゃ。
どの買取店でも、まずはコンピューターでオークション落札相場を検索して、
そこから自店の利益を差引いた金額を 「買取金額」としてお客さんに伝えているのじゃよ。
まあ、”買取店めぐり” に あまり時間をかけていると、
相場自体が徐々に下がってくるから、
グルグルするのも程々にの!
ムダな時間とガソリンをかけて、複数の買取店巡りをする…なんてご苦労なことをしなくても、
もっと簡単に高く愛車を売る方法… もう、わかったかな?
それは、プロ業者専用の『中古車オークション会場』へ直接出品することじゃ。
そこでは、ムダな労力も時間もかからずに、また一切の煩わしい交渉も不要じゃ。
買取店が買い取ったクルマを持ち込む先…
プロ業者専用の『中古車オークション会場』なら、
あなたの愛車は "必ず" 現在の最高値で売れるのじゃよ!
» やっぱり今日は売らないでおこう
» 『 買取店編 』 最初に戻る